こんにちは。 楳村 郁子(うめむら いくこ)です。
昨日、Face Bookでこんな記事を目にしました。
ドイツの海岸に打ち上げられたクジラの胃の中は「プラスチックのゴミで満杯」だった
人間が犯した罪を思うと、胸が痛いですね。
道ばたに落ちたゴミが、雨水で川に流れ込んで、やがて海まで届く。
そのプラスチックは、岩や波に打ち付けられ、強い太陽に照らされて劣化し、小さなツブツブに砕けるけれども、自然に返った訳でない。
そのツブツブのまま、何年も、何十年も、何百年も漂う。
なにも川やビーチに捨てたゴミだけが海を汚す訳ではありません。
洗顔剤や歯磨き粉に入っている「スクラブ」のツブツブ。
あれってマイクロビーズと呼ばれ、下水場で処理しきれずに海まで流れてしまうそうです。
プラスチックは油を吸着する性質がありますよね。
たとえば、お弁当箱とか、べっとりして洗うの大変ですよね。
あんな感じに、海に漂うプラスチックゴミやマイクロビーズに、これまた海に漂う汚れた油がくっつきます。
化学洗剤などで汚染された水が海に流れ込んだり、
あと、タンカー事故とかで石油が海に流れたとか時々ニュースになりますよね。
あんなの全部回収できないですよね。
福島原発の汚染水だって、もう世界中の海に広がっています。
それがプラスチックにくっついて、そのプラスチックが小さな魚たちの口にはいる。
その小さな魚を、少し大きな魚が食べる。
こんな魚たちの生体に、どんな影響がでるでしょう。
そして、そんな魚を人間が捕って食べる。
魚って、ヘルシーな食べものだと思ってましたよね。
養殖のお魚は、薬付けで身体に良くない、なんて言いますけれど、
天然のお魚も安全とは言えなくなっている時代です。
人間が犯した罪、人間に返ってきます。
私がやったんじゃないから。
いえいえ、プラスチック製品、使いますよね。
電気、水道、使いますよね。
みんな知らず知らずに、少しづつ少しづつ犯した結果なんです。
そんな事に、一人でも多くの人が気がついて、
今の生活の何かを、
ほんの少しだけでいいから、
変える事ができれば、
私たちの子ども達が住む、未来の地球を
守る事が出来ると思うんです。
あ、本当は今回は、「プラごみを減らすチャレンジ」について書こうと思ってたんですけど、なんだかその前に熱弁してしまい、長くなってしまいました。
プラごみを減らすチャレンジについては、次の記事にしますね。
具体例、てんこもり!なので、ぜひ、ひとつでも、ふたつでも、取り入れて欲しいな。と思っています。
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