こんにちは。 楳村 郁子(うめむら いくこ)です。
Synchronicity FarmでWWOOFの日々は、夢だったのかな?と言う変な感覚。
でも、確かに私の中の何かが変わった!
いままでくすぶっていた事、どんどんチャレンジしたいって気持ちになってる。
Farmで一番強く受け取ったメッセージ。
今ある物を大切にする!
FarmのTomokoさんは、本当に何でも大事に、大切に、そして無駄にしない!を実践されている方で、その日々のルーティーンや生活には共感することばかりでした。
オーストラリアの田舎暮らしでは、レインウォータータンクと言って、雨水を貯めるタンクがあって、それで暮らしの水道をまかなっているお家が多いです。
このFarmもやはりレインウォーターです。
このレインウォータータンクですが、以前水質を計ってもらった事があるそうです。
基準値はたしか20以下だったかな?
それが、このファームではたったの4しか無かったとか。
ブリスベンのお水はなんと200以上だそうな。
シドニーの自宅では水道水の塩素やフッ素を取り除く濾過器を使用している私。
ファームに来た当初、水道水をそのまま使う事に少し抵抗があったのですが、そんなの全然!濾過器で漉したお水なんかより、ずぅーーと美味しいお水なのです。
そんな天からの恵みのレインウォーターですが、今年の夏は雨が少なく、作物にも影響があったくらい。
(雨が少なくって小さなトウモロコシを収穫するTomokoさん)
なので、毎日使うお水は本当に大切に、大事に使われています。
お皿などの洗い物は、シンクにお水を張って、貯め洗い。
シャワーの時間も短めに。
滞在中、スクールホリデーケアで、5日間500人の子ども達が、ワークショップに来たのですが、動物を触るので、食べる前は一人一人手を洗わないといけません。
手洗いの水タンクを外に設置しましたが、お水を勢い良くじゃーじゃー出しっぱなしにしないよう、毎回誰かがアテンドして管理していました。
Tomokoさん、「お水出しっ放しで大変!大変!」って大慌てになった夢までみたそうで、それくらい貴重なお水を大切に、大切にされています。
蛇口をひねると、いつまでも好きなだけお水が出てくると思っていた私。
今までどれだけ無駄使していたか、思い知らされました。
そして、ゴミ問題。
Tomokoさんは、徹底してゴミを減らす工夫をしています。
というか、普段、私たちがゴミと思っている物のほとんどは、まだまだ資源として利用価値があったのだと言う事に気づかされました。
生ゴミはチキンのエサになり、紙くず類はミミズのコンポストへ。
刈った草や大きめの木の枝などは、大きなゴミ用のコンポストへ。
死んでしまった動物もコンポストで土に帰します。
この地域では、カウンシルは2週間に一度しかゴミ回収に来ないそうです。
捨てるゴミって、つまりプラスチックくらいしか無いんですよね。
やっぱりプラスチックゴミをどこまで減らせるか?これが課題ですね。
そこで、一緒にBee WaxのEco Wrap作りをしました。
今までタンスで眠っていた、おばあちゃまから引き継いだ、ステキなクロスをたくさん出して来て、みごとよみがえらせた事に大喜びのTomokoさん。
あの布選びをしている時の笑顔はきらきら輝いていて、忘れられません!
Tomokoさんから教えられた、「今ある物を大事にする」。
私もシドニーの自宅で、どんどん、実践して行きます!
コメントを残す