こんにちは。楳村 郁子(うめむら いくこ)です。
Farmへ行く前のブログ記事で、お友だちのふくしまさんが「私は「synchronicity」が気になりました。ファームのご主人がこの名前をつけた由来を知りたいもんです。」と、コメントくださいました。
Synchronicityと言えば、83年発売のThe Policeのアルバムしか知らなかった私。
当時中学生だった私は、真っ暗なリビングでテレビをつけ、夜な夜な、小林克也のBest Hits USAを見ていた洋楽女子でした。
Stingのかっこよさと、このレコードジャケットに惹かれ、三宮まで輸入ドーナッツ盤を買いにゆき、大切に、繰り返し聞いていた想いで深いアルバムです。
また知る人ぞ知る、の、ジェネレーションネタでごめんなさい!
まぁ、その当時から今まで「Synchronicity」と言う言葉の意味を深く理解する事は無かったのですが、ふくしまさんからのコメントで私も気になったので、ファームのご主人Joshuaに訪ねてみました。
「Synchronicityの語源は、心理学者のCarl Jungが使った言葉なんだ。
Carl Jungって知ってる?」
私:うーん、知らないなぁ? あれ? ユング? 聞いたことある。 ある!ある!
「Synchronicityって言うのは、例えば誰かに電話かけたいな、と思っていたら、その相手から電話がかかってくるとか、こう言うのに興味があると思っていたら、それに詳しい人に巡り会うとか、そう言う偶然が重なる事を言うんだ。」
「僕の人生を振り返れば、僕はずーーとSynchronicityの連続だった。
僕はすっごくラッキーな偶然が重なってばかりの人生を送っているんだ。
だからSynchronicity Farmって名付けたんだ。」
具体例はどんな例をあげてくれたか忘れちゃいましたが、こんな感じのことを話してくれました。
なるほど。確かにそう言う偶然の重なりってある。ある!
その日の午後、Out Of School Hours (OOSH), スクールホリデーケアーのワークショップが終わった後にざんざぶりの雨が降ってきました。
実はワークショップはそれまで4回あったのですが、毎日ワークショップの間はとってもいいお天気で、暑くもなく、寒くもなく、気持ちよく過ごせていました。
そしてラッキーな事に、子ども達が帰ったあとにシャワーが降ると言う日が続いていたのです。
その日、その雨を見てJoshuaが大喜びで、
「ほら、今日もまたSynchronicityだ!」と大声で笑っていました。
この話し、絶対にブログ記事にしようと思って、自宅に戻ってからSynchronicityについてちょっと調べてみました。
するとSynchronicityってとっても興味深いものであることがよく分かりました。
シンクロニシティが起きた時に、それに気づく人と気づかない人がいる。
シンクロニシティ、偶然の一致に気付く人は、「今を生きている」人。
人は未経験の行動を起こすとき、危険を察知するために、脳だけでなく体中のあらゆる部分が活発に活動します。
必要なホルモンを分泌し、意識はクリアになり、感覚器官は最大のポテンシャルを発揮します。
すると、身の回りに起きる些細なことにも気付くようになります。
そして、気付いた偶然の一致(シンクロニシティ)に対し、「おもしろい偶然だな。どんな意味があるだろう?」と考えることができるようになるのです。
そうした人はシンクロニシティから多くのチャンスを見出し、行動し、成功していく可能性大です。
まずは自分の周りのシンクロニシティを探す。
見つけたらそれを記録する。
そうする事で感性が研ぎすまされ、「自分が何を求めているのか。どんな自分になりたいと思っているのか。」が見えてくる。
そして、より多くのシンクロニシティを引き寄せ、見つけられるようになり、より充実した日々を過ごせるようになる。
まさにJoshuaってこんな感じ!
自分のやりたい事がクリアーで、まっすぐに進んでる。
あぁ、すごいなぁ!
こんな風に生きたいなぁ!
って、思います。
思えばふくしまさんのコメントからこの言葉が気になったのも、Joshuaの話しも、私が知らず知らずのうちに求めていた物を引っ張りだしてくれた。
それこそ、Synchronicityじゃないかと思う。
そして今、新しい仲間とスタートさせようとしている物も、最初はSynchronicityからの始まりだった事に気がついた。
やっぱり偶然の必然で、これらには意味があったんだなぁ。
さっそく今日からSynchronicityを探して、記録しようと思います!
コメントを残す