こんにちは!
体質改善オーガニック食事療法
楳村 郁子(うめむら いくこ)です。
日本から母が来てくれました。
前回は父がまだ元気だった頃、
一緒にタスマニアに旅行したのが最後。
なので、7、8年ぶりくらいかな?
久しぶりの来豪ですが、
1週間しか滞在しない。
それくらい日本での毎日が、
充実しているようで、
その点ほっとしています。
今年80歳になる母を連れて、
世界の中心、
Uluru(エアーズロック)
まで行って来ました。
私にとってUluruは
実に25年ぶり!
何百年も、何千年も前から
そこにある
世界一の一枚岩は、
25年ぽっちでは
なーんにも変わらず
そこにありました。
3月のUluruはまだまだ熱く、
日中42度まで気温が上がるほど。
初日は元気で
サンセットツアーにでかけ、
ワインを飲みつつ
アウトバックディナー
を楽しんで
夜の10時半でも
まだ気温37度!!
熱い、熱いと
汗だくになっていましたが、
まさか日の沈んだ夜中に
熱射病になるとは。。。笑
次の日は頭が痛くって
ダウンしてしまいました。苦笑
ところが母は元気!元気!
5時半から起きて
サンライズツアーに参加して
Uluruを満喫しておりました。
Uruluは今年の10月26日をもって、
先住民であるアボリジニの
アナング族に返却されます。
以降、登山はできなくなるため、
駆け込みでUluru観光に来る人が
増えているようでした。
でもUluruに昇れるチャンスは
今はとても厳しくなっていて
一年のうち70%は登れないそうです。
風が強い日、
気温が高い日、
アボリジニの長老が
文化的理由で首を縦に振らない日。
こんな理由で登山口は閉ざされています。
25年前、私がUluruに登山した時の記憶は、
硬い岩石に穴を開けて
金属棒を立ててロープを張り、
登山道が作られていました。
そして登山道中の岩壁には
たくさんの旅行者が
自分たちの名前や日付、
相合傘なんかを
岩壁を掘って書いていました。
その時は
「どこの国でもそんなことする人がいるんだなぁ」
くらいにしか考えていませんでした。
でもね、
何千年もの間、
アボリジニの聖地となっていた
Uluru。
アボリジニは登ったりしないんです。
私と入れ違いにUruluに訪れていた
精神科医の樺沢紫苑先生
(会いたかったぁ。。。涙)
が、メルマガに書いていました。
「アボリジニにとって、
観光客がUluruに登る行為は
外国人が伊勢神宮の鳥居によじ登る
のと同じこと。」
世界遺産として知られ、
すでに観光地として
経済効果も大きいであろう
この一枚岩を
アボリジニに返却する。
この決断は本当に偉大だな。
と、改めて思いました。
登れなくっても、
Uluruはいつでも
そこにあるよ。
あなたを待っているよ。
キャンベル明美さんとのコラボイベント
3月24日(日)&25日(月)
Sydney Chatswoodにて!
免疫力を高める食事や、
体調不良の時の食事。
五感を使って料理し、味わうことを体験してみませんか?
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