Wellbeingと唱っておいて、お砂糖、炭水化物たっぷりのケーキやパンをUpしているので、この辺で本題というか、私が思う事を少しづつ書いていこうと思います.
シフォンケーキは
1.小麦粉(炭水化物)
2.オイル(脂質)
3.おさとう(糖分)
4.たまご(タンパク質)
5.水分
で作られます.
通常5.水分は、牛乳を用いています.
この材料、Wellbeingを考えると全部つっこみが入るものばかりです。
でも、好きなんですよね.この甘くてフワフワ、しっとり、口に入れるだけで夢見ごごちになるスポンジ。
食いしん坊の私は、健康に悪い!と分かっていてもどうしてもシフォンを断つ事は出来ません.では、せめて少しでも健康に良い材料を使って作れない物か?
と日々試作を重ねております.
今回はまず、水分である牛乳を、他の物に変えてみました.
牛乳の害については、ネットで調べていただくと色々出てくると思いますのでここでは本当に簡単にだけ紹介します.
* 牛の乳の出を良くする為のホルモン剤投与。
調べてみるとオーストラリアでは4種のホルモン剤投与が認められているらしく、その種類は日本の3種よりも多いです. ホルモン剤投与の結果、乳の出は通常の10%-40%も良くなりますが、乳腺炎を度々起こすため、抗生剤の投与も不可欠なのだそうです.そして牛乳に抗生剤が残留。乳腺炎、子どもを持つお母さんなら牛さんの辛さ、とっても良くわかりますね.
ホルモン剤の為なのか、牛乳を飲む幼児の乳房が大きくなったり、体毛が生えたり、初潮が早くなったりの話は有名な所です.
* 消化しにくい
市販されている牛乳は殺菌処理などで元々含有されていた酵素やミネラルが無くなっています.
でも、ヒトの母乳より大きな分子である牛乳のタンパク質を消化するには酵素やミネラルが必要なのです. 消化するのに足りない酵素、ミネラルは身体の中から奪われます.そして未消化のまま吸収されると身体は異物が入って来たと思い、ヒスタミンが生産されるそうです.アレルギー反応ですね。
*実は骨のカルシウムが奪われている
骨を強くするため、カルシウム摂取のために牛乳を飲む。が、今では当たり前の概念となっていますが、牛乳を飲むと骨を強くする訳ではない事がわかっています。
動物性のタンパク質を取ると、身体は酸性に傾きます. その為、身体は弱アルカリ性に戻そうと、骨や歯からカルシウムを出して中和するのです。
さて、シフォンケーキの話に戻ります.
水分を牛乳ではなく、お水やお湯で作るレシピもよく見るのですが、やっぱりコクが欲しい! そこで牛乳の代わりになりそうな水分を考え、豆乳とアーモンドミルクで作ってみました.
豆乳シフォン
いつもよりもっちり!しっとり!とっても美味しいシフォンが出来ました.
息子も「おいしい~ もっちり~」と大よろこび。 彼が「おいしい」って言うと本当においしいんです。ウソつかない子なので~ 正直な評価をくれます。
もう一つ的確なコメントをもらいました。「クラムのくずが出ない。」
確かに型抜きや、カットした際にでるクラムがほとんどありません。
豆乳、大成功です!
でも、、、大豆も発酵していない豆は消化に悪いなど、健康害の話もありますので積極的に取りたくない食材のひとつではあります。
アーモンドミルク シフォン
メレンゲが良かったのか、型入れの段階ではかなり良い状態の生地。
でも、焼き上がりにあまりふくらみがなく、その分焼き縮みしていました。
今回テフロン加工の型を使用したためだと思われます.
型出し後もテフロンのつるっとした部分が残ってますね.
食感は豆乳ほどではないけれど、しっとり、ふわふわ。ちょっと腰のない感じでした。
アーモンドミルクでも美味しく焼ける事がわかったので、多分もう、自分で食べる場合は牛乳でシフォンを焼くことは無いと思います!
レッスンでは初回、基本のシフォンを焼くときだけ牛乳にするかな?どうしようかな?
コメントを残す