こんにちは!
体質改善オーガニック食事療法の
楳村 郁子(うめむら いくこ)です。
いよいよクリスマスですね。
オーストラリアではこのクリスマスから新年の賑やかな時期を
Festive Season フェスティブシーズン
と呼んでいます。
パーティーに欠かせないのは
やっぱりワイン!
オーストラリアは本当に美味しいワインが
手軽に楽しめるので嬉しいです。
でも、、、、
その辺で売られているワインには、
たっぷりの色素や香料なんかの
添加物が入ってるって知っていますか?
私はワインが好きなのに
すぐに頭が痛くなっちゃう。
二日酔いになっちゃう。
なので、あんまり飲めなかったのです。
でも、オーガニックワインは
飲んでも頭痛にならない!
二日酔いもなし!
今までお酒は好きだけど、
あまり飲めない。
と思ってたら、
それって全部添加物のせいだったの?
オーガニックワインを飲み始めて
初めてわかったこの事実。
ワイン好きを肯定するために、
質の良いワインが体質改善に繋がるんだよ
って理由を大好きなHeatherのブログから
紹介しますね。
その1。抗炎症作用がある
良く「1日1杯の赤ワインは健康によし」って言われるけれど、
スペインバルセロナの大学で行われた研究結果によると、
白ワインも赤ワインも両方!
炎症を沈める作用があることがわかったそうです。
でも、赤ワインはやっぱりもっと良い効果もあるの。
普段赤ワインを飲まない人にシシリアンの赤ワインを飲ませたところ、
炎症反応が少なくなったのと同時に、
酸化LDLコレステロール(悪玉)も
少なくなっている事がわかったんだって。
その2 心臓にも良い
赤ワインが欠かせない地中海料理は
健康に良くって
長生きするって
聞いた事ありますよね。
だけど、もし全然健康的でない食事をしていても、
赤ワインは健康にいいのでしょうか。
この研究は、地中海料理とマクドナルドの食事を、
赤ワインを飲むグループと飲まないグループとで比べたものです。
赤ワインを飲むグループは
地中海料理もマクドナルドも両方
悪玉コレステロールが低く、抗酸化物質が増えたのです。
いろんな研究で、
赤ワインは善玉コレステロールを増やして
悪玉コレステロールを減らすことを
証明しているけれど、
最近の研究では
白ワインにも
抗酸化物質がたくさんあって、
赤ワインと同じように
心臓を強くする。
って結論づけてるらしいです。
だけど、大事なのは
ワインの摂取量と心臓病の関係は
「J」の字を書いたカーブだってこと。
1日150mlのワイン摂取は
全く飲まないよりも健康的だけど、
それ以上飲むのは良くない。
男性なら1日1、2杯。
女性なら1杯くらいがいいんじゃないか。
とう事です。
(なぜか「その3」がHeatherのブログ記事にはないんだけど。。。笑)
その4 胃腸の健康に良い
4週間赤ワインを飲んだら、
腸内細菌が大増量したと言う研究結果があるらしい。
研究者は赤ワインのポリフェノールが
腸内細菌たちの良い餌になったんじゃないかと
言っている。
オランダで行われた研究では、
ワインの他に
コーヒー、紅茶も
腸内細菌を豊かにする
プレバイオティック(餌)になると
発表しているんだって。
その5 脳みそにも良い
7年の歳月を費やし、5000人を調査した研究では、
少量からほどほどのワインを摂取する人は、
認知力が良くなった。
ほかの大きな研究でも
適度なアルコール摂取は
脳内の血管と神経の
両方のメカニズムに
良い影響を与え、
認知症の進行を遅らせることを発見したそうよ。
ではただのブドウジュースでは?
ある興味深い研究では、
赤ワインと、ブドウジュースの効能を
比べていました。
ポリフェノール(抗酸化物質)がどちらも
同じ量の場合、
ワインの方がジュースよりも
効能が良い事がわかった。
ワインの効能は
ポリフェノールの作用だけでなく、
その他の成分との相乗効果であるみたい。
ワインの影の顔
先にも書いたみたいに、
ワインの効能は
適量を摂取した場合に限る。
たくさん摂れば、摂るほど良い
と言うわけでなく、
逆に健康を害してしまう。
加えて、その辺で売られている
「通常の」ワインに入れても良いと
認められている添加物は
150種類以上もあるのよ。
避けるべき添加物、混入物
「欠かせない」
と考えられている添加物は
ひとつしかない。
それは
亜硫酸塩。
(酸化防止剤)
だけど、ほとんどのワインに
この亜硫酸塩以外に
色々な化学物質が入っているの。
殺虫剤 & 防カビ剤
利益を最大にするため、
生産者は葡萄畑にお水をやって
限られた面積に
できるだけ多くのぶどうを実らせます。
これの何が問題かと言うと、
お水をやればやるほど、
カビや害虫のリスクが増える。
その為、殺虫剤と防カビ剤を
スプレーしなければ生産量が
確保できないのです。
事実、2010年には
約25ミリオンポンドの殺虫剤が
カリフォルニアの葡萄畑に
撒かれていたのです。
他にも健康を損ねそうな物が
「通常のワイン」には混じっているわ。
ランダムに選んだ
10本のカリフォルニアワインを
調べたところ、その全部に
グリホサート(除草剤)の成分が
入っていた事も確認できているの。
アメリカだけじゃない。
世界中で作られている
「通常のワイン」は、
どこも同じ問題を抱えています。
あの!フランスワインだって同じ。
フランスの葡萄畑は
国の農地のたった3%しかありませんが、
フランスで消費する防カビ剤の80%を
ワイン用葡萄畑に使用しているそうです。
じゃぁどうすればいいの?
水をやらない「ドライ農法」って言うのがあるのよ。
水遣りではなく、
天から降ってくる雨水だけを頼りに
ぶどうを育てるのです。
この方法では、
ぶどうに虫やカビがつくリスクは
本当に少なくなります。
しかも、根っこが水を求めて
もっと土深く伸びてゆくので、
仕上がったワインは
力強い土の香りを描くのです。
合成着色料
もし赤ワインを飲んだ後に
舌が紫色になってたら、
きっとそれは合成着色料のせい。
ナチュラルな赤ワインはそんな事にならないのよ。
私たち消費者は
鮮やかな色のワインには
抗酸化物質がたくさん入っていそうだ。
ってイメージしてる。
だからワインメーカーは
赤ワインに
濃縮したブドウジュースを加えて
色を濃ゆくしているの。
もともとブドウだったんだから
濃縮ジュースを入れても構わないと思う?
私はそう思わないわ。
濃縮される過程で
どんな化学的変化が起こっているか
わからないじゃない?
清澄剤 & 消泡剤
清澄剤には、ワインからタンパク質を取り除くために使われているの。
清澄剤は卵の白身や、乳製品、ゼラチンなんかが含まれているから、
これらにアレルギーのある人には問題になるかもね。
消泡剤としては、
polyoxyethylene 40 monostearate, silicon dioxide, dimethylpoly-siloxane, sorbitan monostearate, glyceryl mono-oleate and glyceryl dioleate
こんな添加物がワインに使われているの。
亜硫酸塩
ワインを作る過程で亜硫酸塩は自然に発生するんだけれど、
酸化防止剤や保存料として化学的に作られた亜硫酸塩が
大量に添加されるているの。
亜硫酸塩の元となる硫黄にアレルギーのある人はレアだけど、
硫黄を摂取して身体に不調が出る人はいっぱいいるわ。
「通常のワイン」に許可されている
亜硫酸塩の最大量は350ppm。
センシティブな人が
体調崩すには十分な量よ。
おがくず
樽で熟成させた時と
同じような香りにするために
オーク材のチップやおがくずを
ワインに混ぜ込むことがあるわ。
マイクロトキシン
13の異なる国で作られたワインの
23%にマイクロトキシン(真菌が生成する毒素)
が入っていたの。
これは添加されたわけではなくって
水やり農法でカビが発生した時に
問題になってるの。
どんなワインを選んだらいいの?
農家さんにいくつか質問
してみるのがいいわよ。
その年の天候はどうだったか?
殺虫剤や防カビ材の混入テストはされているか?
お砂糖や着色料、消泡材やおがくず添加は?
もし「こんな質問してられない。」
って思うなら、
オーガニック農法
バイオダイナミック農法
そして、ドライ農法
のワインを探せばいいわ。
Heatherのブログ記事引用はここまで!
あー長かったぁ。
今度はもっと簡単な記事を紹介しますわ。笑
さて、これで楽しいクリスマスを
迎えられるでしょうか?
クリスマスはみんな田舎へ帰り、
実家のご両親と親戚が集まり
賑やかなホリデーを過ごすオージーたち。
日本人夫婦の我が家は
集まる家族が近くにいないので
静まり返ったシドニーにいるのは寂しいです。
商店街も、
スーパーも、
デパートも、
全部閉まっちゃうしね。
だから今年もまたキャンプ行っちゃおうかな?
キャンプだよりもお楽しみに〜
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