こんにちは。ナチュラルアレルギーケア アドバイザーの楳村 郁子(うめむら いくこ)です☺︎
身体に本当に必要なものを厳選して取り入れることで、いつの日か、お薬を使わなくてもスベスベのお肌になれる方法をオーストラリア、シドニーからお送りしています。
今日は、私のちょっと昔話をしたいと思います。
2015年10月27日。私は、当時47歳でした。
その日のブログのタイトルは「アトピー性皮膚炎 完治?!」
ブログ記事の冒頭は
「ようやっと、ようやっと、最後まで完走と痒みの残っていた膝裏のアトピーがきれいになりました!身体中に、ひとつもカイカイの無い状態がこんなに続いているのは、実に20年以上ぶり?かも知れません。」と綴っています。
この日は、私が薬を使わずにアトピーをケアできたと。一区切り終えたと実感できた日でした。そして、もう二度と以前のようにジュクジュク、カイカイの日々に戻ることはないだろうと確信した日でもあります。
ブログ記事には、きれいな肌を取り戻したのは20年ぶりと書いていましたが、最初に私が全身蕁麻疹で入院したのが中学生の時なので、実際には20年どころか、35年ぶりだったんですね!
今日から少しシリーズで、私がどうやってアトピーと付き合って来たのかをお話ししてゆきたいと思います。
【バックグランド】
私のアトピー性皮膚炎は、子どもの頃からありました。
中学生の時に、左の太ももに小さなじゅくじゅくができました。
すぐ治るだろうと思いながら、何もつけずに思いのままに掻いていたら、次第にどんどん大きな面積に広がってしまい、手のひらより大きい範囲が浸出液でべたべたになってしまったんですね。
ふとももだったので、家族もそれに気がついていませんでした。
ある日、どこで見つかったのか?父がそれに気がついてびっくりしました。
アレルギー専門医だった父から塗り薬を渡されて、それを塗ると1週間もしないうちにお肌が治ったんですね。
痒みもすっかりなくなりました。
「なんで、もっと早く父に見せなかったんだろう!」と思いました。
その薬が「リンデロン」と呼ばれるステロイド剤でした。
それからもちょっとした虫さされの跡や、引っ搔き傷なんかの直りが悪く、ジュクジュク浸出液がでて、それが周りに広がったり、指輪をはめている皮膚との接触部分が痒くなったり。
その度にステロイド系の薬を塗っていました。
塗るとすっかりきれいになるのですが、また違う箇所にジュクジュクができたり、翌年の同じ時期に去年と同じ箇所にジュクジュクができたり。
それでまた薬を塗る。これの繰り返しでした。
身体のどこかに一年中、カイカイがある。
でも、手や足といった面積が小さな場所だったので、自分では大きな問題とは思っていませんでした。
冬は乾燥でひどくなり、夏は湿気でひどくなる。
春と秋が一番調子の良い季節でした。
アレルギー性鼻炎も、アレルギー性結膜炎もあり、ヒスタミンを飲むと眠たくなって、勉強に集中できなかったり、身体がしんどくなりました。
そんな不快な状態が学生時代から始まり、結婚して子どもを持つようになっても、ずっーと続いていました。
私は結婚前からオーストラリアに住んでいましたが、
2013年の初め、父の看病のために娘と息子を連れて2年間、日本に住んでいた時期があります。
日本に戻った当初は、急な環境の変化によって皮膚の状態が一気に悪化しました。
その頃は、以前のように薬を塗ったらすぐに肌が戻るような状態ではなく、2日くらいは少し良くなるけれど、3日目以降は変わらずジュクジュクして、それから何日薬を塗り続けても治らない状態になっていました。
それもあって、もうあまり薬を塗りたくない!と言う気持ちが芽生えていました。
そこで、湿潤療法という手当法を行っていましたが、少し良くなってもすぐに蒸れてしまい、更に悪化。
そのまま、全然直らないという状態でした。
膝から下は浸出液だらけで、アミ包帯を巻いてからズボンを履くといった毎日で、長い間スカートも履いていませんでした。
痒くて、掻く事をガマンできず、掻いたら痛くって、炎症を起こし、更に浸出液や血まででてしまう。
それがストレスで、ちょっとイライラするだけで身体中が痒くなり、怒りながら 足を掻きまくって血だらけになる。
しょうがないので、またそこでステロイドを塗ってしまう。
完全に悪循環の状態でした。
うわー!バックグランドだけで結構長くなってしまいましたので、今日はこれくらいにして、また次回に続きをお話ししたいと思います。
本日のブログはいかがでしたでしょうか?
詳細についてはこちらの動画をご覧になってくださいね。
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