こんにちは!
体質改善オーガニック食事療法コーチ 楳村 郁子(うめむら いくこ)です。
私は大学生の時に4年間、叔父が営む歯科医院でアルバイトをしていました。
歯科助手として小さな子どもから、お年寄りまでいろーんな人の口の中を見てきて、初期の虫歯から、入れ歯まで、色んな治療法を知りました。
今でも「歯」については時々アンテナがピピピッと反応するのですが、今回は歯科医、谷智子先生に反応しましたよ。
谷先生のことは「自然派の歯医者さん」と言う程度しか知らなかったのですが、歯科医なのに開業していた医院をクローズしてしまったとか、
歯科医という立場から不食やスピリチャルなことまで掘り下げている方と知り、
本を読んで見たいと興味を持ちました。
なぜ血がきれいな子は虫歯にならないのか?: 子供の幸せを願う健康オタクおかんへ贈る歯医者に行く前の究極の処方箋 (血と食の関係知っていますか?) Kindle版
この本にはたくさんの血液の写真(顕微鏡で見た赤血球や白血球)が載っていて、きれいな血液とそうでない血液の様子が大きく違っていることを視覚的に確認できて驚きの連続!
とっても興味深いです。
私も自分の血液を顕微鏡でみたくなりました。笑
そして私が体質改善オーガニック食事療法の100日間チャレンジでやっている事は間違っていなかったし、私が話していることのしっかりした裏付けになる本だ!と確信できたので、ちょっとだけ内容をご紹介しますね。
<<毒血しょうについて>>
毒血しょうと言うのは、様々な理由で血液の中に有害物質が溜め込まれて飽和状態になったことを言います。 その原因は、
悪い油を使った食事によって、細胞ひとつ、ひとつの膜が弱く、固くなっていること。血液を作る赤血球や白血球などの免疫細胞の膜も弱くなっているのです。
また、消化が難しいタンパク質を食べることにより、リーキーガットになって未消化のタンパク質が血液に入っていることです。
タンパク質の1日の摂取量は厚生労働省では1日50gとしているそうですが、糖質制限やパレオ食によりお肉や豆類のタンパク質を過剰にとってしまうことや、
小麦タンパク(グルテン)の悪影響で血液が汚ごれます。
谷先生は「推奨されている1日50gのタンパク質でも過剰ではないか?」と根拠を持った説明をしていました。
それから、ストレスにより血しょうが変わる事もエビデンスを持って紹介してあって、
暴言を吐かれた後の血液と、「ありがとう」の言葉がけの後の血液とで血しょうが全然違うのにはびっくり!
言霊の大切さを改めて感じました。
そして、シャンプーやヘアカラーによる化学成分が血液の中に入り込んだ様子も写真付きで紹介されていて、これにも驚きは隠せませんでした。
<<虫歯の要因>>
虫歯の原因って、今までは口の中にある虫バイキン(プラーク)が繁殖して酸性となり、歯のエネメル質を溶かしてゆくことが原因と言われてきました。
でも新しい見解は、耳下腺からでるホルモンに含まれるミネラルが歯を再石灰化(虫バイキンから歯を守る)させる機能がある事がわかり、虫歯はそのホルモンの減少とミネラルが不足が原因だと言っています。
ホルモンは血液に乗って必要な時に必要な場所に運ばれるので、キレイな血液を作ることが虫歯を防ぐためにとても大事だと結論づけています。
<<きれいな血液を作るためのポイント>>
*玄米、大豆の常食によりミネラル欠乏になるので、アクティベート(活性化)させてから料理する事。常食しない事。
*体を酸性に傾ける穀物や肉の食べ物を少なくする。
*ストレスを上手にマネージメントする。
*生活スタイルにより経皮毒にも気をつけること。
<<まとめ>>
この本は谷先生が専門の歯や口腔内と言う視点から、虫歯をなくすために研究、考察されたものですが、最終的に「自然に寄り添う生活スタイルや食事方法」にたどり着き、そしてそれが地球を育むことにもつながる。と締めています。
これが私のやっている体質改善オーガニック食事療法やこけびーの活動にもつながっていることを改めて強く感じて、なんだか嬉しくなったのでした。
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